iTunes Recent Play: スモーキン・ビリー - ギヤ・ブルーズ - Thee Michelle Gun Elephant

スモーキン・ビリー - ギヤ・ブルーズ - Thee Michelle Gun Elephant
   90年代の日本を覆っていた奇妙な閉鎖感と、先の見えない絶望感をまっ黒に燃やし尽くしてしまった、驚きの大傑作。
   恐ろしいほどのヘビィネスを装備したバンドサウンドと、世紀末の風景を詩的な描写でえぐり出すリリックが、激しくきしみ合いながらドライヴしていく今作。リリース直後から強烈な反響を呼び、このバンドを名実ともに日本のトップ・バンドへと導いた。異常なテンションを持つ高性能ロックンロールは、日本のロックにとって1つの大きな到達点といえるだろう。(森 朋之)

iTunes Recent Play: I SING, I SAY - LIFE - LITTLE

I SING, I SAY - LIFE - LITTLE

iTunes Recent Play: Bron-Y-Aur Stomp - Led Zeppelin III - Led Zeppelin

Bron-Y-Aur Stomp - Led Zeppelin III - Led Zeppelin
ブルース色の強い最初のふたつのアルバムのために、ヤードバーズの遺産を、そして、重要なことにウィリー・ディクスンの曲を盗んだ後、ジミー・ペイジらは『Led Zeppelin III』(邦題『レッド・ツェッペリンIII』)でアコースティックやフォークの強い感性を見せ、多くのファンを驚かせた。が、ペイジのファンは不意をつかれたわけではない。このギタリストは、短かったヤードバーズ時代にも、アルバム『リトル・ゲームス』(原題『Little Games』)の「ホワイト・サマー」(原題「White Summer」)で最も顕著なように、同じような感性と様式で戯れていたのだ。かつてない独創性をもつ盗人、レッド・ツェッペリンは、途方もないほど始終FMで流れ続け、『バリ・ハイ』(原題『Bali Ha‘i』)からのフレーズをロバート・プラントが叫ぶ「Immigrant Song」(邦題「移民の歌」)を、このアルバムの最初に持ってきた。「Celebration Day」(邦題「祭典の日」)や「Out on the Tiles」(邦題「アウト・オン・ザ・タイルズ」)といった他のエレクトリックなロックにさえも独創的なオフビートの音楽的才能が表れていて、このバンドはすでに枠にはめられることを警戒していたに違いない。しかし、アルバム後半の明らかにもっとメロウなアコースティックこそ珠玉の名曲で、「That's the Way」(邦題「ザッツ・ザ・ウェイ」)と「Tangerine」(邦題「タンジェリン」)の優雅な美しさや、「Bron-Y-Aur Stomp」(「スノウドニアの小屋」)、「Hats Off (to Roy Harper)(邦題「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー」)、伝統的な「Gallows Pole」(邦題「ギャロウズ・ポウル」)の素朴な民謡風の魅力こそ、注目すべきものだ。(Jerry McCulley, Amazon.com)

iTunes Recent Play: 街へ出ようよ - 若者たち - サニーデイ・サービス

街へ出ようよ - 若者たち - サニーデイ・サービス

iTunes Recent Play: 恋は桃色 - LOVE ALBUM - サニーデイ・サービス

恋は桃色 - LOVE ALBUM - サニーデイ・サービス

iTunes Recent Play: Snow Badge - 国境線上の蟻 - Blankey Jet City

Snow Badge - 国境線上の蟻 - Blankey Jet City

iTunes Recent Play: 誰だっけ? - ゆらゆら帝国のしびれ - ゆらゆら帝国

誰だっけ? - ゆらゆら帝国のしびれ - ゆらゆら帝国
   もう一方の『ゆらゆら帝国のめまい』と同時リリースのフル・アルバム。サイケデリックで本格志向の3ピースバンドというイメージはいとも容易く瓦解すること必至のイマジネーションにあふれたこの作品、まずはポストロックやエレクトロニカ的なアプローチのオ―プニング「ハラペコのガキの歌」で開幕。全編に印象的な女性コーラスを配したり、極端にエフェクトのかかったビート、単に音の1コと化したギターなどが、バンドというスタイルから存分に自由に聴き手を翻弄する。閉塞(へいそく)感に満ちた歌詞そのものもリアルだが、そうした不安感や不条理をサウンド・プロダクションの域に高めているのが衝撃。社会的側面とセクシャリティの見事なまでの共存。(石角友香)

iTunes Recent Play: 夏への扉 - RIDE ON TIME - 山下達郎

夏への扉 - RIDE ON TIME - 山下達郎

iTunes Recent Play: Frustration in my blood - NUM-HEAVYMETALLIC - Number Girl

Frustration in my blood - NUM-HEAVYMETALLIC - Number Girl
   1995年結成の福岡出身男女4人組ガレージパンクバンド、ナンバーガールの3rdアルバムは、ジェーンズ・アディクション、マーキュリー・レヴや、グループのシングル(「ディストラクション・ベイビー」、「URBAN GUITAR SAYONARA」)を手がけた、デイヴ・フリッドマンをプロデューサーに迎えてアメリカ録音を敢行。
   向井秀徳の絶叫から始まり、民謡風メロディやメタリックなドラムが重なる<1>、切り裂くようなギターカッティングや、現代社会=<冷凍都市>の風刺が強烈な第6弾シングル

iTunes Recent Play: 有名になりたい - ラブレター - 曽我部恵一

有名になりたい - ラブレター - 曽我部恵一

iTunes Recent Play: Hell Inn - SKUNK - Blankey Jet City

Hell Inn - SKUNK - Blankey Jet City

iTunes Recent Play: サマー・ソルジャー - 愛と笑いの夜 - サニーデイ・サービス

サマー・ソルジャー - 愛と笑いの夜 - サニーデイ・サービス

iTunes Recent Play: 恋とマシンガン - カメラ・トーク - Flipper's Guitar

恋とマシンガン - カメラ・トーク - Flipper's Guitar
 「一度聴いたら病みつきになる」と評判だったフリッパーズ・ギター。本作は、彼らの第2弾アルバムである。ここにきてメンバーは2人に減ったものの、パワーダウンするどころかさらに心地よく、よりフリッパーらしさが感じられる作品だ。
   今回は、イギリスのAIRレコーディングスタジオにて録音された。そこにアズテック・カメラ、モノククローム・セットのメンバーが参加。エンジニアにはスミス、モリッシィなどを手掛けたスティーヴ・ウィリアムス。ほかにもさまざまな人がスタジオを訪れて、おおいに盛りあがったらしい。日本にはめずらしい音楽性をもった彼らはとても貴重だ。(池端まゆ)

iTunes Recent Play: 近未来 - GOLDBLEND - 奥田民生

近未来 - GOLDBLEND - 奥田民生
 「民生、ここに見参!」とも言うべきか、前作から2年ぶりの本作品は、彼の意気込みと音楽ルーツが絞りあげられてできた集大成。70年代ロックを基調とし、骨太ロックにエレクトリックなスパイスをちりばめ、ブルースまでも加味されている。「イイトコ取り的」な彼の巧妙な手口には脱帽する。
   どの曲ものらりくらりと歌詞が展開されており、民生ファンはまたもや彼の策略にはまってしまうだろう。同じメロディの繰り返しでありながらも、ヒットを飛ばしたシングル

iTunes Recent Play: ナタリー - 音タイム - ハナレグミ

ナタリー - 音タイム - ハナレグミ
   2002年、Polarisとナタリー・ワイズが出演するイベントにシークレットゲストとして登場、染み入る弾き語りでその場にいる人々のハートをかっさらっていった永積タカシの雄姿は忘れがたい。その感銘を音源化したような1stアルバムだ。

   CDやライブだけでなく1日の幕開きにも似合いそうな1曲目「音タイム」に始まり、「キッチンにはハイライトとウィスキーグラス」と、あたり前だけれどかけがえのない常態を描く「家族の風景」、同じく子どもの時、親戚が集まっていた光景が浮かぶ「かこめ かこめ」。ナタリー・ワイズをイメージしたラヴソング「ナタリー」など全9曲。優しいけれどベタベタしない。多くを語らずとも声の表情ひとつで伝わるボーカリスト永積の資質が生きる好盤。(石角友香)

iTunes Recent Play: 発光体 - 3×3×3 - ゆらゆら帝国

発光体 - 3×3×3 - ゆらゆら帝国
   1998年発表のメジャー・ファースト・アルバム。ドラムスが柴田一郎になって全体がタイトに引き締まり、各楽器の音も太くなって、見違えるほどダイナミックなバンド・サウンドになった。ソングライティングにしても、歌詞は脳内妄想的な独自の世界を確立し、メロディーは歌謡曲的なキャッチーさを強め、極めて完成度が高い。

   代表曲ぞろいだが、特に終盤、奇妙なトリップ感覚をうながすブギ・ナンバー「3×3×3」から、逃避願望を具現化した歌詞と爆音ギター・ソロが見事に融合した「EVIL CAR」へと至るディープなハイライトは、彼らのひとつの到達点といえる。やはりこれが最高傑作であり、国内サイケデリック・ロックのマスターピースだ。(小山 守)

iTunes Recent Play: ポケット カウボーイ - A - 電気グルーヴ

ポケット カウボーイ - A - 電気グルーヴ

iTunes Recent Play: 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー - Life - 小沢健二

東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー - Life - 小沢健二

iTunes Recent Play: 真赤な太陽 - 東京コンサート - 曽我部恵一

真赤な太陽 - 東京コンサート - 曽我部恵一

iTunes Recent Play: Getting Better - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band - The Beatles

Getting Better - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band - The Beatles
   ライヴ活動を停止した彼らが、今までにないほどの時間と労力を費やして作りあげた傑作アルバムである。
   <1>からブランクなしに<2>に入っていったり、<12>に

iTunes Recent Play: 初恋に捧ぐ - 初恋に捧ぐ - 初恋の嵐

初恋に捧ぐ - 初恋に捧ぐ - 初恋の嵐

iTunes Recent Play: 自閉探索 - 君繋ファイブエム - ASIAN KUNG-FU GENERATION

自閉探索 - 君繋ファイブエム - ASIAN KUNG-FU GENERATION
   新人としては破格の話題を呼んだ4人組バンドのファースト・フル・アルバム。ウィーザーやナンバーガールを思わせるラウドなバンド・サウンド、くるりの岸田繁に似たストレートなヴォーカル、それに日本語にこだわった文学的な歌詞などを持ち味とするバンドだ。演奏力やアンサンブルは申し分ないし、ソングライティングのセンスも個性的だし、まとまりのあるバンドだが、本作の最大の魅力は、あふれ出るエモーションや初期衝動をコントロールせず放出しているところにある。

   ヴォーカルは直情的に叫びまくり、ギターはどこまでもみずみずしい音を奏で、バンド全体としてもなりふり構わず突っ走る。特にラスト2曲のインタープレイで、高揚感のあるギターを中心に、光が降り注ぐような音像を描いていくあたりは圧巻だ。ファーストならではの、眩しいくらいにピュアな衝動が明確に刻まれた作品である。(小山守)

iTunes Recent Play: あじさい - 東京 - サニーデイ・サービス

あじさい - 東京 - サニーデイ・サービス

iTunes Recent Play: Bus To Finsbury - NIKKI - くるり

Bus To Finsbury - NIKKI - くるり

iTunes Recent Play: RUNNERS HIGH - RUNNERS HIGH - The Pillows

RUNNERS HIGH - RUNNERS HIGH - The Pillows

iTunes Recent Play: 2010 - FANTASMA - Cornelius

2010 - FANTASMA - Cornelius

iTunes Recent Play: 富士山 - VITAMIN - 電気グルーヴ

富士山 - VITAMIN - 電気グルーヴ

iTunes Recent Play: Rasta De Pon Dem - Super Dub - Little Tempo

Rasta De Pon Dem - Super Dub - Little Tempo

iTunes Recent Play: Gimme Shelter - Let It Bleed - The Rolling Stones

Gimme Shelter - Let It Bleed - The Rolling Stones

iTunes Recent Play: ひとりだけ - 耳鳴り - チャットモンチー

ひとりだけ - 耳鳴り - チャットモンチー

iTunes Recent Play: ★★★★★★★ - BANG! - Blankey Jet City

★★★★★★★ - BANG! - Blankey Jet City
   ブランキーのセカンドアルバムは、とにかくかっこいいの一言に尽きるほどの見事な仕上がり。余分な音を排除したシンプルな構成を追求しながら、前作以上にポップな音作りに成功している。
   プロデューサーに元一風堂の土屋昌己を迎えた結果、サウンドがよりクリアに仕上がっている点が成果を上げたといえるだろう。それにしても、浅井健一の悲痛な歌声と緊迫した歌詞には聴くものを圧倒する勢いがある。(大石みちひろ)

iTunes Recent Play: はいからはくち - 風街ろまん - はっぴいえんど

はいからはくち - 風街ろまん - はっぴいえんど
   1971年のセカンド・アルバムで、言わずと知れた日本ロックのマスターピース。「風をあつめて」「はいからはくち」「夏なんです」といった代表曲がそろい、演奏、ヴォーカル、ソングライティングのいずれも前作より完成度が高く、彼らの到達点といえる作品。歌詞は“~なんです”という独特の言い回しを多用して、文学的な表現に磨きがかかっているし、演奏にしても、後のティン・パン・アレー~ジャパニーズ・ソウルに通じる、ほのかに揺れるグルーヴ感がすでに散見される。ヴォーカルも大滝詠一が流麗でウェットな声を聴かせ、細野も朴訥(ぼくとつ)とした味の歌で活躍。各メンバーとも個性を十分に発揮し、それらがからみ合って、夏の陽炎のような白くまぶしい音像を生んでいる。日本語によるロックの確立というだけでなく、そうした独自の音世界を築いたところに、本作の価値がある。だからこそ名盤として受け継がれ、数え切れないほどのフォロワーを生んだのだ。(小山 守)

iTunes Recent Play: 真夏のできごと - 曽我部恵一 - 曽我部恵一

真夏のできごと - 曽我部恵一 - 曽我部恵一

iTunes Recent Play: Strawberry Fields Forever - Magical Mystery Tour - The Beatles

Strawberry Fields Forever - Magical Mystery Tour - The Beatles

iTunes Recent Play: エエジャナイカ - HIGH TIDE AND MOONLIGHT BASH - Soul Flower Union

エエジャナイカ - HIGH TIDE AND MOONLIGHT BASH - Soul Flower Union

iTunes Recent Play: 指切り - 大瀧詠一 - 大滝詠一

指切り - 大瀧詠一 - 大滝詠一
   伝説のロックバンドはっぴいえんどに在籍していた大滝。その後1970年代を通して数多くのソロアルバムを発表するも、音楽的な実りの豊かさとは裏腹に商業的な成功を手にすることはできなかった。
   そんな不遇の時代を経た彼が、そのマニアックともいえるアメリカン・ポップスへの深い知識をわかりやすく結晶化させた作品が『A LONG VACATION』である。
   それまでの日本にはなかったドライでクールな情感を漂わせるメロディ、精密に構築されたカラフルな音作り、松本隆の手によるファッショナブルな歌詞が生みだすサウンドイメージは、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えるとともに、ベストセラーとなった。「ジャパニーズ・ポップスの最高峰」と評されることも多い傑作。永井博によるジャケットも秀逸だ。
   本作『20th Anniversary Edition』は、この名作を大滝自らがリマスタリングし、さらに未CD化だったレアなカラオケ盤『SING A LONG VACATION』の音源をボーナスとして収録した作品。1981年の発表以来アナログ盤、カセットテープ、CDとさまざまなフォーマットで販売されてきた『A LONG VACATION』だが、この『20th Anniversary Edition』では今までで最もロック的な、硬質でクリアな音を楽しむことができる。(森 朋之)

iTunes Recent Play: MY CRAZY FEELING - ZAZEN BOYSⅡ - ZAZEN BOYS

MY CRAZY FEELING - ZAZEN BOYSⅡ - ZAZEN BOYS
   真夜中の一人酩酊オンステージの奇跡を、もしポピュラーミュージックとして人様に聴かせられるに足るモノに出来るなら形にしてみたい…と向井が思ったかどうかは別にして、非常に不純物のない音源が上がってきた。もはや言わずもがな、元ナンバーガールの向井秀徳が狼煙(のろし)を上げたZAZEN BOYSの1stアルバムだ。

   勝手気ままに四散するギターカッティングを求めた故のファンク、腹の底からしぼりだすからこうなったとでも言わんばかりのソウルフルなファルセット、ほぼワンコードの淡々としたビートに乗せ、世界と自分を交互に断罪する「自問自答」に至ってはTHA BLUE HERBすら震撼しそうな我流のヒップホップの消化だ。何もかもが生ぬるいと感じている人すべてに聴いてほしい。(石角友香)

iTunes Recent Play: 午前3時のファズギター - ミーのカー - ゆらゆら帝国

午前3時のファズギター - ミーのカー - ゆらゆら帝国
   1999年に出したメジャーでのセカンド・アルバム。前作『3×3×3』よりも全体的に太くノイジーな音になり、ライヴっぽいダイナミズムを前面に出し、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドを彷彿(ほうふつ)とさせるような作品だ。

   暴力的な轟音ギターが唸る「午前3時のファズギター」、エロティックな「ハチとミツ」、インディー時代のリメイク「人間やめときな’99」など、多彩な曲がそろっているが、極めつけはなんといってもタイトル曲。25分以上にわたって、ギターとテープ・エフェクトによる底なし沼のようなサイケデリック・トリップ感覚を描き出していくこの曲は、この時点での彼らの頂点を示している。(小山 守)

iTunes Recent Play: 経験 - 24時 - サニーデイ・サービス

経験 - 24時 - サニーデイ・サービス

iTunes Recent Play: 空飛ぶサーカス - MUGEN - サニーデイ・サービス

空飛ぶサーカス - MUGEN - サニーデイ・サービス
   曽我部恵一曰く最高傑作という『24時』から、1年経って発表されたアルバム。一度、拡大したサニ-デイ・ワ-ルドを今、一度、曽我部の私小説のような世界に濃縮してみせており、ある意味では原点回帰をはかったアルバムといえる。ただ同じ私小説とはいってもファーストの『若者たち』や、セカンドの『東京』のような青春期のものとは違い、大人になってからの私小説に取り組んだ作品といえるかもしれない。名曲<4>

iTunes Recent Play: Help! - Help! - The Beatles

Help! - Help! - The Beatles
   同名の主演映画第2弾のサントラ盤。タイトル曲に代表される内省化し深化したジョンの詞作がいよいよアイドルからの脱却が近いことを物語っているが、全体的にはポールの成長が著しいアルバムといえる。
   特に、いまやスタンダードナンバーとなった

iTunes Recent Play: Crosseyed And Painless - Remain In Light - Talking Heads

Crosseyed And Painless - Remain In Light - Talking Heads
 「リズム」に対する自由な解釈が、聴く者に新鮮な刺激を与える代表作である。
   もともと彼らはニューヨーク・アンダーグラウンドの系譜に属するバンドだったが、本作ではファンクやアフリカンミュージック、南米の民族音楽などのプリミティブなリズムを、デジタルな感覚で再構築。まったく新しいビート感を作りあげることに成功した。高いインテリジェンスを感じさせるサウンドが、90年代以降のダンスミュージック、オルタナティブ・ロックへ与えた影響は大きい。(森 朋之)

iTunes Recent Play: サンデイ - Strawberry - 曽我部恵一

サンデイ - Strawberry - 曽我部恵一